企業で受ける適性検査って本当に適性になのかな?適性検査の三種類の指標を知ろう

安定性と一貫性確認のための「信頼性」測定

適性検査の安定性や一貫性について確認する為に測定されるのが「信頼性」です。一般的には「信頼性係数」として知られています。算出方法に再検査法を用い、同一人物に対して2回の測定値間の相関係数が「測定の安定性」としての値です。内的性合法が用いられる、質問項目間の相関係数から算出されるのが「測定の一貫性」の値です。こららの検査は、心理統計に基づかない作業検査法では表示できない値です。信頼性係数は、検査内容・質問の質・係数の算出方法により係数の変化が有る為、適性検査では選ぶ際の目安となるが、数値だけでは安易に比較する事が出来ないのです。

相応しい検査内容かの「妥当性」

適性検査の内容や目的がどれほど相応しているかが問題になる場合があるのが「妥当性」です。「信頼性」係数として数値化されるが、「妥当性」は数値化できないのです。これは適性検査固有の問題ではなく、実際に該当する職務や企業等との兼ね合いがあるからです。妥当係数を確認するには、解説書やマニュアルを一読して、適性検査の内容と照らし合わせて妥当性を検証するのがお勧めです。本格的な場合は、評価データの収集をしその基準変数を出して、それに適性検査の予測変数を照らし合わせた物を統計的に関係性で妥当性を確認する方法になります。ただ、統計手法の場合は、基準となるデータの測定が困難であるのと含まれていないデータ等が多い為、妥当性の検証が出来たとしてもかなりの誤差が有る事を理解しなければいけません。

検査結果の基準値を指す「標準性」

「標準性」は検査結果をいかに標準化するかという問題があります。比較基準に対して、どの程度の物なのかを確認できないといけません。検査をする方法や種類についても、検査対象の母集団と検査を実施される対象者の重複具合を確認する必要があります。標準化に用いるデータが不十分でない事、データの質に偏りのない事、検査運用後も結果検証を行い、微調整をしている事、と言った面が確認項目になります。以上、適性検査の「信頼性」「妥当性」「標準化」が絶対的な指数でない為、どのような選択基準により導入されているのかは、各々の企業の判断によるところになります。所有時間や手続き、採点等の負荷軽減や検査に掛かるコスト削減、予算の都合等の兼ね合いが含まれるので、受験者は、出来るだけ情報を集め検討し企業の求めている適性検査のラインを知る事が大事だと言えます。

適性検査とは、ある活動について適した素質があるかを測定する検査で、主に採用選考や入学者選抜で用いられます。